フォントワークスで秀英体17書体が提供開始!モリパスとの互換性なし

全国のフォントワークスLETS会員の皆さん、今日は何の日かご存知ですか。
はい、そうですね。今日はフォントワークスLETSから秀英体17書体が提供開始される日です。

ここで、もしかしたら「あれ?秀英体ならモリサワパスポートにも収録されているよね?」と思った方がいらっしゃるかもしれません。

そうなんです。デザイン業界などではAdobe製品の次くらいに大切なモリサワパスポートにも秀英体が収録されているんですよね。

はて、2つに収録されている秀英体は違いはあるのでしょうか。

モリサワパスポート、フォントワークスを契約している私が、早速全てをインストールしてみましたので、ご報告致します。

 

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そもそも秀英体とは

秀英体をご存知ない方のために、一応秀英体について軽く紹介しておきます。

秀英体の開発元であるDNP大日本印刷株式会社の紹介では、以下のように書かれています。

秀英体は、大日本印刷の前身である秀英舎の時代から、100年以上にわたり開発を続けている書体です。

秀英体とは

歴史のある書体ですね。

私は丸ゴシックを使うときは、だいたい秀英丸ゴシックを使ってます。優しさが程よくて使いやすいんですよね。

なお、秀英体のデザインに各フォントについての紹介文があります。

モリサワパスポート収録の秀英体

モリサワパスポートには、以下の秀英体が収録されています。

収録文字数については、フォント名の後ろについているStdとかPr6とかをご確認ください。

モリサワパスポートとDNP秀英体の提供の歴史

DNPはモリサワに対して1984年と2001年に金属活字時代の仮名書体「秀英3号」「秀英5号」をライセンス提供し、モリサワはフォント製品として販売しています。2009年11月には、秀英体リニューアル事業「平成の大改刻」で開発した「秀英明朝L」が発売され、2010年9月には第2弾として、「秀英明朝M/B」「秀英初号明朝」が発売されました。今回のライセンス提供は第3弾です。

大日本印刷 オリジナル書体『秀英体』をライセンス提供

2012年秀英明朝L/M/B、秀英丸ゴシックL/B、秀英角ゴシック金L/B、秀英角ゴシック銀L/Bがモリパスで提供開始。

2016年9月、秀英角ゴシック金 M、秀英角ゴシック銀 M、秀英アンチック、秀英四号かな、秀英四号太かなが追加。

秀英角ゴシック金 M、秀英角ゴシック銀 Mはペアカーニング情報を持ったAP-OTFフォントで、2012年にリリースした秀英角ゴシック金 L/B、秀英角ゴシック銀 L/BもAP-OTF版として追加提供されました。

私はそんなに昔から契約しているわけではないので知りませんでしたが、結構昔からモリパスと提携してたんですね。

フォントワークスLETS収録の秀英体

以下の17書体が2017年7月11日から提供されます。

  • 秀英明朝L(細)
  • 秀英明朝M(中太)
  • 秀英明朝B(太)
  • 秀英初号明朝
  • 秀英横太明朝M(中太)
  • 秀英横太明朝B(太)
  • 秀英アンチック
  • 秀英四号かな
  • 秀英四号太かな
  • 秀英角ゴシック金L(細)
  • 秀英角ゴシック金M(中太)
  • 秀英角ゴシック金B(太)
  • 秀英角ゴシック銀L(細)
  • 秀英角ゴシック銀M(中太)
  • 秀英角ゴシック銀B(太)
  • 秀英丸ゴシックL(細)
  • 秀英丸ゴシックB(太)

提供されるフォントの情報

いずれもフォーマットはOpenTypeで、文字セットはAdobe-Japan1-3(9,354字)です。
※秀英明朝L、秀英明朝M、秀英明朝Bの3書体はAdobe-Japan1-6(23,058字)

大日本印刷のオリジナル書体『秀英体』をフォントワークスより販売開始

気になる文字セットは、Adobe-Japan1-3、つまりStdで、秀英明朝のみAdobe-Japan1-6(pr6)です。この意味についてはAdobe-Japan1なんとかって何?が詳しいので、知らなかった方はこの機会にぜひ。

 

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秀英体のインストール方法

イワタLETS/モトヤLETS/Monotype LETSのみのご契約の場合、ダウンロードはできません

1.LETSアプリを右クリック→LETS→フォントインストール→OpenTypeを選択します。

2.「新しいインストールフォントカタログが見つかりました。」画面が表示されるので、OKボタンをクリックします。

3.「インストールフォントカタログを更新中」と表示されるので、待ちます(ちょっと長かった)。

4.LETS OpenTypeインストーラが起動します。

5.カテゴリから「新書体」を選択すると、秀英体が表示されます。

一番下の表示フォントをすべてオンにするとすべてにチェックがつきます。

提供されるフォントは17書体ですが、JIS2004のいわゆるN付きフォントが3書体ありますので、合計20書体104.2MBが新しくインストールできるフォントです。

インストールしたいフォントを選択したら、インストールボタンをクリックします。

6.インストールするフォントの確認画面です。問題なければインストールを続けるボタンをクリックします。

7.インストールが始まります。

8.インストールが終わりました。

さぁ、これでLETS契約の皆さんは秀英体が使えるようになりました!!

以下はLETSの秀英体を選択する画面です。フォントワークスのOTFフォントであることを示す「FOT」と「DNP」がフォント名に冠しています。

ご覧の通り、モリパスの秀英体とは別に新たに追加されるので、勝手に上書きとか入れ替わったりなんてことは無いようです。

モリパスの秀英体とフォントワークスLETSの秀英体の違いは?

提供されるフォントの数がモリパスの方が多いです。モリパスには秀英3号、秀英5号、秀英初号明朝 撰が収録されていますが、LETSには収録されていません。

ちなみに、秀英初号明朝の「撰」の有無について。「撰」ありは、秀英初号明朝の文字の一部が旧字となっています。

同じようで…

文字セットはどちらも同じです。秀英明朝のみPr6で、それ以外はStdです。

見た目は同じ、名前も同じですが、見えないフォントデータは微妙に異なりますので、相互に互換性はありません。そのため、データのやり取りをする場合注意が必要です。

LETSの秀英体を使ったデータをLETSのインストールされていないマシンでは使えません。モリパスの秀英体をインストールしていたとしてもです。

よって、秀英体を使ったデータをやり取りする必要がある場合に秀英体を使用する場合、相手先がLETSを導入しているか、あるいはモリパスを導入しているか確認する必要があります。

まあ、これは秀英体に限ったことではありませんが。

まとめ

モリパスを導入している方は、モリパス収録の秀英体をこれまで通り使いましょう。

モリパスを導入しておらず、LETSのみを導入している方は、迷わずインストール!! 美しい秀英明朝をはじめ、見出しに使える秀英四号太かなや可愛い秀英丸ゴシックなどが使えるようになり、デザインの幅がさらに広がりますよ。

以上、フォントワークスLETSで提供開始の秀英書体17書体をインストール、モリパスの秀英体とちょー簡単に比較してみたという記事でした。

 

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